Road to 荒尾ダービー
荒尾勢9年ぶりの栄冠奪取なるか!?第33回荒尾ダービー
今年で34回の伝統を誇るこのレースは、九州競馬の3歳馬にとって目標であり頂点となる競走です。優勝馬には九州ダービー栄城賞(6月1日、佐賀、2000m)の優先出走権が与えられ、栄城賞の先にはジャパンダートダービー(JpnI、7月9日、大井、2000m)があり、2008年の日本のダート3歳チャンピオン決定までの第1関門と位置づけられます。
農林水産大臣賞典 第33回荒尾ダービー
四国・九州地区交流競走
九州ダービー栄城賞トライアル競走
| 開催日 | 平成20年5月3日(土) | ||
| 出走条件 | サラ系3歳オープン | 距離 | ダート2,000m |
| 1着賞金 | 60万円 | ||
2000年の九州交流化以降は佐賀勢が8年連続して制覇してきました。つまり、21世紀になって荒尾所属馬の優勝は実現していません。今年は1999年の優勝馬ヨシノメモリー以来となる、荒尾勢による悲願の優勝なるかに注目です。
2005年生まれの優駿のなかから、日本で一番早く“ダービー馬”の称号を得るのはどの馬か。注目の1戦はゴールデンウイーク真っ最中の5月3日(土)です。
レースの歴史
1975年に「荒尾ダービー」として創設、初代優勝馬は牝馬のカルセルです。翌年の1976年からは競走名称の前に回次が付され「第1回荒尾ダービー」として実施しました。創設年から7年間は1900mの距離設定でしたが、1982年の第7回から現在まで距離2000mで争われています。創設以来、荒尾競馬限定の3歳(旧4歳)チャンピオン決定戦として施行されてきましたが、2000年からは九州競馬と発展したことで佐賀所属馬も出走が可能となっています。また、この年から競走名称も「九州皐月賞荒尾ダービー」と改められました。2008年からは旧来の伝統ある「荒尾ダービー」と名称変更し実施することとなりました。現在、荒尾ダービーは全国各地の“ダービー”と名の付く競走なかで、日本で最も早い時期に行われるダービー競走です。
九州競馬には春の頂点競走が2レース(荒尾ダービーと佐賀の九州ダービー栄城賞)ありますが、九州所属の3歳馬にとって最初の目標となる競走として位置づけられています。これまでの記録を紐解くと、2002年のカシノオウサマ(佐賀)は荒尾ダービーと九州ダービー栄城賞を連勝し、春二冠に輝いた唯一の馬です。さらに、真夏の3歳重賞「荒炎賞」との関連では、2003年のオペラキッス(佐賀)、2000年のキングラシアン(佐賀)、1999年のヨシノメモリー、1997年のユーホースキーの4頭が荒尾ダービー・荒炎賞の二冠を達成しています。
また、牝馬の優勝が10回ありますが、1995年のトカチローリー以降12年間も優勝はありません。荒尾の現役騎手で優勝経験がある者が2名おり、牧野騎手が1990年、1988年、1985年の3回、吉井騎手が1997年に1回、優勝しています。現役の調教師で最多優勝回数を誇るのが副島調教師の5回(1994年、1993年、1992年、1991年の4連覇、1981年)です。
| 回 | 年 | 優勝馬 | 性齢 | 所属 | 時計 | 騎手 調教師 |
| 32 | '07年 | タイガンジョウジュ | 牡3 | 佐賀 | 2.13.1 | 吉田順治 東眞市 |
| 31 | '06年 | スターオブジャパン | 牡3 | 佐賀 | 2.12.3 | 真島正徳 真島元徳 |
| 30 | '05年 | タマノダイキ | 牡3 | 佐賀 | 2.13.1 | 吉田順治 上川薫 |
| 29 | '04年 | カシノワカサマ | 牡3 | 佐賀 | 2.16.1 | 北村欣也 山田勇 |
| 28 | '03年 | オペラキッス | 牡3 | 佐賀 | 2.15.3 | 北村欣也 山田勇 |
| 27 | '02年 | カシノオウサマ | 牡3 | 佐賀 | 2.14.5 | 北村欣也 山田勇 |
| 26 | '01年 | マキノヒット | 牡3 | 佐賀 | 2.16.0 | 真島正徳 真島元徳 |
| 25 | '00年 | キングラシアン | 牡4 | 佐賀 | 2.12.5 | 山口勲 山田勇 |
名馬
1999年優勝馬 ヨシノメモリー(佐伯厩舎)
2歳(旧3歳)のデビュー時から強さを発揮し、サラブレッド系3歳優駿(現 九州ジュニアグランプリ)は2着デュラブサンダーに9馬身の差をつけレコードタイムで圧勝しました。
翌年1999年の荒尾ダービーは、断然の単勝1番人気に支持され、先行したまま他馬を寄せつけず2着フェアレディに4馬身の差をつけ優勝しました。ヨシノメモリーによるヨシノメモリーのための「荒尾ダービー」だったと語り継がれています。
その年の11月、当時あった3歳重賞の肥後菊賞を制して3歳馬に敵無しとなり、一気に荒尾のトップホースに駆け上がりました。その後は2002年の荒尾金盃に優勝するなど九州地区交流重賞でも好走し7歳まで荒尾のトップホースとして活躍を続けました。荒尾コース1300mから1900mまでの距離で通算4回のレコードタイムを記録した快速馬で、通算50戦30勝、2着11回(勝率60.0%、連対率82.0%)の成績を残しています。
2004年に引退。父バンブーメモリー、母ハードペリオン、母父ハードツービートの血統。生産牧場は北海道の中垣俊造氏、馬主は安徳義則氏。
第24回 荒尾ダービー 競走成績
ヨシノメモリー 詳細情報
名馬「ヨシノメモリー」(Road To 九州ジュニアグランプリ/2007)
昨年の結果を見る
ロードマップを見る
トライアル競走を見る
出走馬を見る
結果と表彰式を見る
当コンテンツの情報は製作段階の情報に基づき制作されており、出走回避などにより実際のレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツは特定の馬の応援や推奨を行うものではありません。