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| 平成11年。世紀末の荒尾に黒い旋風が吹き抜けた!彼の名前はコウザンハヤヒデ。 祖父トライバルチーフ、父トライバルセンプーと受継ぐ抜群の先行力にものを云わせハナを切り、勝パターンはすべて逃げ切りという典型的な逃げ馬。 名門コウザンの名を冠する彼は若きエース西村 栄喜とのコンビで、他馬には影をも踏ませぬレースを披露。毎回コースレコードを次々と塗り替える破竹の快進撃で10連勝を飾ったとき、彼に抗えるライバルは荒尾、いや九州には存在しなかった。 平成5年、ダイメイゴッツと牧野 孝光の栄光を知る人々は彼に大いなる希望を抱いた。彼なら出来る・・・!その時から彼の目標はアラブの日本ダービー、楠賞全日本アラブ優駿へと定まった。1500までは無敵の彼には2400はまさしく未知の距離。迎えるは地元兵庫の強豪タカライデン、ランダムオーク。それに加え上山の雄アオイリュウセイなど恐ろしい敵ばかり。それでも彼は九州代表として夢の大舞台、園田へと単騎乗り込んだ。レースは彼持ち前の先行力を発揮し当日の1番人気、現在はJRAで活躍中の赤木 高太郎駆るタカライデンの猛追をしりぞけ、荒尾に2個目の栄冠をもたらした。しかし荒尾に帰還後、13連勝目を狙ったオーロラ特設で痛恨の故障発生。幸い一命はとり留めたものの、復帰することは出来なかった。しかし、現在彼は繁殖入りし、夢を仔に伝えている。その子供が今年荒尾でもデビュー。父の強さ、速さ、夢を引き継いでいることだろう。 |
| 馬種 | アングロアラブ |
| 生年月日 | 平成9年4月9日 |
| 生産地 | 北海道門別 |
| 血統 | 父:トライバルセンプー 母:ヤマイチアカネ(母の父タイムライン) |
| 毛色 | 黒鹿毛 血量28.51% |
| 主な勝鞍 | 門松賞(’00.1.1荒尾) 楠賞全日本アラブ優駿(’00.5.17園田) |
| 管理調教師 | 福島 幸広 |
| 主戦騎手 | 西村 栄喜 |
| 馬主 | 東大森 新氏 |